TAKASHI O'HASHI /
ROCK 'N' ROLL
[RP-0016] 2005年11月リリース
\2,600(¥2,476 w/o tax)
01. WHOLE LOTTA GUITARS
02. RAMBLING TO THE SUN BLUES
03. THE HOUNDS
04. DAWN
05. FEEL ALIVE IN
06. STOMPIN' BLUES
07. FINGERS ON DELTA
08. LIFE IS NOT AN EASY GAME TO PLAY
09. HAPPY DAY TO CLIMB
10. RIPENESS DAYS
GUEST PLAYERS
TOHRU TANAKA : DRUMS  RAIDEN YUZAWA : DRUMS  SHUNSUKE ISHIKAWA : BASS
YUKI OKURA : GUITAR SCREAMING
TALK ABOUT EACH SONGS by T.O'HASHI
1. WHOLE LOTTA GUITARS
この曲は2000年頃に出来た曲で、歌詞はタイトル通り沢山のギターを、思いつく限りバカバカしく羅列してみました。自分的には、あまり書かないモダンヘヴィーな曲調のアプローチですが、これはゲストでギターを「ギャァー」といわせた大倉有貴のヴァイヴと、当時買ったばかりのLINE 6PODが影響したと思います。ドラムに関しては、もともと使っていたループのパターンを、ライデンに生ドラムでダブルで叩いてもらいました。DROP D チューニング。

2. RAMBLING TO THE SUN BLUES
今回「ROCK 'N' ROLL」を制作するにあたって、BLUESの影響をダイレクトに表現しようと思っていました。
この曲の歌詞は、もうすでに他界してしまった偉大なBLUES MAN達へ宛てて書いた手紙のような内容です。その過酷であったであろう人生と魂を、録音して残してくれたことへ、敬愛の念をこめて。ドラムは南部テイストたっぷりの田中徹。OPEN G チューニング、ギター一本でピックと指で弾いてます。

3. THE HOUNDS
中学生の時に使っていた、YAMAHAの8Wのちっちゃいアンプにテレキャスターを突っ込んで、つまみをフルテンにしたらとんでもないサウンドが出てきた。その音に出会った瞬間のワクワクで曲を作ってみた。単調に聴こえないように、ギターが何本にも聞こえるようにしましたが、実は基本的にギター一本の演奏です。OPEN D チューニングでスライド一発!

4. DAWN
デルタ・ブルースのワン・コード、ワン・グルーブのトランス感を自分流に作ってみたくて出来た曲。歌詞は、DEL.Yと仮に呼んだ、在る人物に対して思ってることを歌ってみました。実存主義と、YESともNOとも判断しないニュートラル状態でいることにこだわりました。ベースは俊ちゃんで、この曲の南部テイストを上手く引き出してくれました。OPEN G チューニング。

5. FEEL ALIVE IN
リフとサビの歌詞が同時に出てきた曲です。なんか解放を叫んで枯渇している感じが滑稽で気に入ってます。これもワン・コード、ワン・グルーブ。レギュラーチューニング。

6. STOMPIN' BLUES
指弾きで練習用のリフをつくり、そこから発展した曲です。'20〜'30年代のカントリー・ブルースはギター一本で、ベース、メロディー、リズムを同時にプレイし、歌も歌う。その演奏力は現代人では不可能なほど高度なものでした。あの偉大なパフォーマンス、スタイルを過去のものにしてたまるか!その一念です。この曲は最初からギター一本とドラムだけにしようと思っていました。OPEN G チューニング。

7. FINGERS ON DELTA
ウォーキングするパターンのベースとメロディーを、ギター一本で弾こうと、これも指弾きの練習用に考えたリフから発展した曲です。最終的にはちょっとサイケなベースを足して、上物にハープを足してみました。インストものはモノクロームな印象になりがちですが、ビートをカラフルにすることで独特のムードが出たと思います。ここでの徹さんのドラミングは絶品ですね。OPEN G チューニング。

8. LIFE IS NOT AN EASY GAME TO PLAY
もとはガット・ギターを持ったときに出来た曲で、もっとメロウなバラードでした。それを今回レゲエのフィーリングでアレンジして、生きていると出会う、いろんな感情の側面を音の中に表現してみました。歌詞もUPともDOWNとも、RIGHTともWRONGとも、YESともNOとも言わず、ニュートラルな状態であることにこだわってみました。間奏はE-BOWを使いました。エンディングの俊ちゃんのベースソロが深みを増長してくれました。レギュラーチューニング。

9. HAPPY DAY TO CLIMB
カントリー・ブルースの弾き語りにチャレンジ、ちょっとラグ・タイムっぽさもあるね。歌詞はこれも抽象です。世間に構われないことの良さと寂しさの両側面、孤独と仲良く付き合って初めて充実感に満たされる山登り、自分とじっくり向き合うことで真の価値観に出会うんじゃないかな。レギュラーチューニング。

10. RIPENESS DAYS
曲は常に作っていて、録音して残しておくことが多いのですが、大半の曲は忘れてしまいます。この曲はそんなふうにストックされていた中に眠っていて、再発見した曲です。原曲でも自分で叩いたドラム・ビートの上に書かれたリフだったので、本番のドラムも自分で叩きました。RIPENESSとは「成熟」という意味で、現代文明人が考え、工夫して見つけ出さなければならない、「次」へのステップだと考えました。曲をぶった切ったのは、「予定調和」へのアンチテーゼ。その後の「虚無」が聞こえた人の為にアルバムのエンディングがやって来ます。レギュラーチューニング。